2014年7月31日木曜日

稲妻

日中の暑さから一転
怖ろしく冷えた空気が、勢いよく吹き付けてくる。

昼、雲に蓄えたエネルギーを吐き出す その時が近づいてくる
手早く、網戸になっていたフレンチドアを閉める。
外を見れば文字通りのフラッシュで、遠くの山々や森も、蕎麦畑も
閃光は全てを青白く照らし出し、また闇に沈む

突風に煽られ木々も根から揺さぶられる
枝に付いていた、実がいくつも落ちてくる

「ボコン」「カタン」と屋根やテラスに音をたてる。

梅の実の残りが、丸々と太った胡桃が、青紫のブルーベリーさえ
いくつもいくつも落ちていく
ちょっと心配になるけど
そうして落ちる実は、虫が付いていたり
成長がいまいちだったり、病気だったり最後までちゃんと熟さない実が落ちる

健やかな実は、大小に関係なく枝にしっかり繋がっているものだけど
主がその時の頃合いを図ってくださらなければ、枝ごとでも地に落ちるだろう。

2014年7月28日月曜日

「文字は殺し、御霊は生かす」

 「文字は殺し、御霊は生かす」

そうであるなら(そうなのだけど)、聖書の言葉などを振り回す事の愚かさ
自分のことばの正当性を示すための聖句の引用の空しさ

スポーツでも日頃の生活でも、気が付いてもわかっていても
なかなか自分がその様に出来ないジレンマがある。
見える様になったけれど、まだ殆んど何も出来て無い
実に悔しい、、けど、それがわかって嬉しい

弁天鉱泉での夕食でランチョンマットの様にひかれた紙の一枚には

「カッコ悪い事を沢山経験している人が、カッコいい人」

と、書かれてあった。
確かに十字架のイエスは、肉から見てカッコ悪いしかしだ、、

”うーんまだまだだな、そうなんだろう、たぶんそうなんだ。”

大事なのは知識を詰め込むことではない
わかっていても中々古い体質は、まだまだ抜け足りて無い

イエスを信じてからも脱皮の様な経験が一度だけじゃなく、あるとするなら
背中から羽根がはえた様に空中で主と会い見えるまで、なんと遠い

しかしそれは、
この世界に居ながら永遠に対して 私がまだ沢山の事をさせてもらえる
そんな希望でもある。

2014年7月27日日曜日

千葉オフ会こぼれ話



その①*ちょっとした休憩時のシーンで

Dr,Luke「ボクはさー25歳くらいで、時間が止まっているんだよね(←YAZAWA風)」

姫「そんな事あるはずナイじゃないのーホホ」


その②*日本語訳聖書のダメさを話していてるシーンで

Dr,K「最初はねー新改訳の”変えなさい”って訳に疑問を持ったんだよねー(←スガシカオ風)」

聴衆「フムフム、なるほどなるほど」

そして最後にまとめて

Dr,K「結局、新改訳でいいのよー」(←えー!)


その③*朝一番に目覚め露天風呂の写真を撮ろうとし、しかし露天から女性陣の声が聴こえたシーンで

電気屋「ねぇ、そっち写真撮ってもいい?」

家内「ダメー、絶対だめだからね」

電気屋「ちょっとだけでもだめ?」

家内「ダメ!ダメ!!若い子もいるんだから」(若くなければいいの?という突込みはナシ)

しばらくしてスゴスゴトと脱衣に入り内風呂へ

「そっち違うからねー、男湯と女湯昨日と変わっているから~」(←露天から内風呂に入ってた家内の声)

電気屋「えー!!」

2014年7月26日土曜日

生きねば。

 「BOOKOFF」に立ち寄ることが好きだ。
そこでは、その町の人々の希望や趣味や生き方やその傾向が見える

熊谷に行った帰り、何件目かのBOOKOFFで大人の絵本(バイク乗りの)とも言われる「Ride13」を買った。
その中で今は引退した島田伸介さんの「風よ鈴鹿へ」が掲載されていて
ヤフオクでその後「14」「15」と買い足して読まさせてもらった。

千石清一という一人の愚直なライダーが巻き起こした「風」が読み手にも伝わってくる。
鈴鹿の8時間耐久オートバイレースはメーカーの威信とスピードという狂気と莫大な金(個人レベルでは)が流れているが
最後は、やっぱり「人のドラマ」なんだと、、、


千葉のオフ会の最後の夜
宮崎さんの最後の作品といわれる「風立ちぬ」を見た。

「ものづくり」
主人公はエンジニア。
エンジニアというのは常により良いものを追い求め、情熱を注ぐ、そういうものだろう
まだ世の中に存在していないもの、誰も考えもしなかったものを着想し
問題解決の方法を考え、計算し、実験し、失敗と創意工夫を重ね、ついに実現させる。
それこそ見た目には取るに足らない小さな発明、わずかな改良の積み重ねから世界が変わっていく。
それはいわば奇跡であり魔術にも似ている。
そうして昨日まで世の中に無かったものが目で見える形で現れる。
その夢の実現の喜びの前には個人の人生や政治のイデオロギー等は
あまり意味を持たない。
もっとはっきり言うなら関係ない、それでも本人はいいのだろう。

わたしが今使っているコンピュータ、自動車、携帯電話、着ている服の素材
映像機器、電子記憶媒体、トイレの便座も給湯のお風呂システムも
食べているご飯を炊いた炊飯器から腹痛のとき飲む薬まで
何から何まで全てはどこかの名もないエンジニア達、職人達が寝食を忘れ
休日も返上して愚直なまでに仕事に没頭し血のにじむ努力の果てに作り出したもの。

「「風立ちぬ」は評価の別れる作品なんです。」

と、ちゅまわりさんは仰った。
確かにそうだと思う、結核のキャリァーなのに病院を出たり、そんな彼女と同室で喫煙、そもそも話の流れが、、などなど
娯楽や興業という事を考えれば誰だってああすれば、こうすればというアラが見える。
純粋さって愚かさとか狂気的にも思えるほど淡々と流れていくある意味潔い物語かもしれない。

大概プレゼントいうモノは、誰かの犠牲の上に成り立っている。
鈴木敏夫さんは、本作に対する批判を十分に予期していたはずで、それでも敢えて本作を世に出したのだろう
本作は、鈴木敏夫さんから宮崎さんへの贈り物の様だ。
それを私たちにも見せてくれたのではないだろうか。

何だか、明日の鈴鹿、見に行きたくなった。
「風立ちぬ」のDVDを見せてくれる為にいろいろ帆走してくださった。ちゅまわりさんと、銀じ朗さんにも感謝です。
あの夜は、あれがとても良かったです。

朝飯前

 リヤタイヤのバランスがあっているかテストも兼ねて早朝Run
ゴアテックスのジージャンを羽織って戸隠奥社前→黒姫→飯綱と回ってくる
段階的なスピードレンジで微振動が無いか五感を澄ませる。
どうやらOkのようだ
家内に「今から帰る」と、電話しての帰り道
既に車も動き出しているし、家の近くまで来ると気温が上がってきているのを感じる
「すごいな、ここでも1000m程あるのに、」
今日は昨日以上にあつくなりそう、皆さまご自愛ください。




2014年7月25日金曜日

夏本番

 家の前の土手に咲く、ニッコウキスゲ(多分)普通過ぎてよくわからん
 今日のサク、髪がまだ、、、神よ

本日長野市最高気温予報34℃
おそらく我家でも30度程のなろうという勢いですが、、
比べたらまだ、イイのだろう そう思おう

タイヤ交換

 大型のバイクのランニングコストって色々かかるけど
乗ってみてわかる、実はタイヤってのがバカにならない
重い上にパワーもあるから、消しゴムも上から荷重欠けて力いっぱい引きずるとどうなるかわかるでしょ?

とにかく、こうゆう手間も金もかかるものを維持できているというオレ
バカだけど感謝だ

でも、やっぱり基本ケチ倹約家だから
タイヤもヤフオクで程度のいいしかもパンクしたタイヤを買って(何と1000円!新品って3万円前後ですよ!)で、自分で交換です。

こうしたクルーザーは、外すまでが大変です。
クジャクや山鳥の苦労が偲ばれます。
パニアケース、シフトペダル、シフトリンゲーッジ、エンジンガードステップ、両側のマフラー(6本ですよ!)それでやっとリヤのシャフトが外せる(ホッ)
重量車なので外している時、グラリとくるともうだめなのでチェーンブロックで上から吊るす
この辺の真理は、下から積み上げていっての不安定さと
上から引き揚げられての快適さと同じ(ああ、主を信じてよかった)

ビートは普通は専用のモノがありますが、無い時は頭を使うしかありません。
丁度数年前に家の前の舗装工事で私の嫌いなU字溝がついたので
利用しない手はありません。
写真の様にジャッキで外します。
タイヤも普通乗っているオフロードバイクと違って
ビートも車とほぼ同じ強度
その後タイヤの上にタイヤを積んでディスクなどが傷つかないようにして外します。
入れる時はその逆ですが回転方向は気をつけましょう。
組んだらエアーを入れてビートを出します。
「パコン」「ポン」と両側が入ります。
それからチューブレスのパンク修理して水に入れ漏れてないなら完了です。
そしてまた、面倒臭い取り付け作業を巻き戻しの様につけ
完成です。
一走りしてみて、汗かいたけど 気分は最高!
具合もいい! 

2014年7月24日木曜日

チェロ.ギター組曲(?)

バイクでガレージに戻ると力強い音色が響いてくる。
音楽が満ちているのは、手作りのおんぼろ我家もなんだか楽器になったつもりか(?)嬉しそうに感じる
無理をお願いしてショートバージョンを録画してもらいました。
動画はフェイスブックにアップしましたが見れる方はどうぞ~

2014年7月23日水曜日

志賀草津

 ちょっと久々にバイクでまっちゃんらと待ち合わせ
はやる気持ちもあって日本でも屈指のヒルクライムを一気に2157mまで登る
流石にBMは空冷だけあって油温が上がって来たらしい
F6Cはキャブだからか、ちょっとガス欠?って感じる程ギヤを2段落としてのコーナリングが続くそれにしても気持ちがイイ
今日の長野市の最高気温予測は32度だけどここでは15℃ほど
振り向いて「寒くない?」
って話を交わす






 その後草津に下って河原の湯という広々している露天で故1時間
強酸性(ph2!)で目に入ると痛い
しかし気分は最高です。






 その後道の駅で蕎麦を食べて軽井沢の裏で鳥居峠、菅平、小布施でいつものジェラート!
これで締めかと思いきや
新潟のスイカが安かったので買ってしまい、家内は久々に妊婦状態で30km帰宅道をお腹のものを守って戸隠へ

200km程走って疲れたけどやっぱりいいねー

2014年7月22日火曜日

梅雨明け?

 気象庁が発表したかは、しらねど 気分は最高
チョロってゴミを出しがてらF6Cで、、
車の横付けはマナー違反だけど、楽ーターや二輪はゆるされる(?)
その後ちょっと戸隠をぐるりと回ることに、、
蕎麦畑は1回目の収穫が済んで、秋からのお楽しみ
戸隠連峰の近くまで来ると 少しだけ雲行きが怪しい
少し降りて戸隠バードラインは、いつでもきもちいー
ゆっくり走ってもいいけど
やっぱり性格か、フル加速を試してみたくなる
360キロもある車重を感じさせる事もなく
羽根が生えた様に、加速する
SSとは違う、しっとりとした息の長い吹け上がりが続く
周りの緑のトンネルが、液化する様にグニャリと世界が流れ出す
一瞬、魂が置いていかれて体から剥離するような感覚
ドラッグと一緒かも知れんな

 距離計を見たらオドメーターは丁度777.7km
前回燃料を入れる時リセットしなかったようだ。
家に戻ると初夏らしい青空が広がっていた。
 午後からは野尻に行ってパドルボード
落ちても水は冷たくなく
今日は、スエットスーツもリューシュコードもライフジャケットも付けずに水遊び優先で、、
途中からまっちゃん達と合流して太陽の光が湖面に映る手前まで
パドルを漕いだ
夏前の遠出のスケジュールが大体終わったけど
8月から次女のリフォームも待っているのでこれからがしばしのバケーション


She loves the berry

 昨日までの海を吹きぬけてくる風も最高なら
ちょっと、肌寒く感じる 凛としたこれぞ高原という空気も最高

「今朝は、ホットケーキだよ」

という彼女

「じゃあ、ブルーベリー採ってくる」

足を露に濡らして裏庭に
千葉に向かう前に、多めに採っておいたので思ったほどは熟してなかったけど、家内のに入れる分程度の収穫を頂く(実は私は焼いた生ベリーはそれほど好きではない)
 剪定や水くれもしなくてもまさに”人手によらず”
実に素晴らしい システムだ

2014年7月21日月曜日

弁天鉱泉

 3日間 千葉の南房総の弁天鉱泉に ほんと最高

露天は透明だけど、内風呂は、白濁したお湯で気持ちいー
 泊まった部屋の前の庭狭いながらも管理がちゃんとしていて美しい
裸足で歩くと実に快感
 一見「汚ナシュラン」(失礼)風だけど拘りの御主人の元
1日4組限定の宿は、有名人もご利用だとか

確かに大人の隠れ家的?
 露天の天井の蜂の巣 まさにトックリにそっくり

 鋸山は、想像通りのイイ感じ、個人的な感想だともちょっと怖いかと思ったけど
やっぱ次は荒船山か?
 布良海岸の石を彫ったあと
 ビーチボーイズ?
 海もいいね! Dr、kさん並びに皆様 そしてこんな機会をあたえてくださる
主イエスに ただ感謝感謝